2018.06.27

成長するガレージ ―10年後の暮らし―

できごと


「チェロキーレッドの家」の竣工から10年。
2台分の駐車スペースを設けたガレージは今、
オーナーの手により濃密な空間へと成長しています。

このガレージはインナーデッキを挟んで
リビングから眺めることができる設計です。
休日となれば愛車のメンテナンスや
趣味のバイク解体など作業スペースへと変貌します。
物や道具が多くても整然としているのは
1つ1つに意識が行き届いているからでしょう。
リビングの延長にふさわしく、時間を共にしたいガレージです。

オーナーの思い描くライフスタイルを見ることが出来ました。

2018.06.23

日本の境界線

その他


アジサイは花期が長いのでもうしばらく楽しめそうです。
散策で訪れた路地でも大きな花を見せてくれました。
竹垣との相性も良いですね。

竹製のゲートはさりげなく場の境界線を教えてくれます。
存在感はなくても重厚な門や塀と同じ力を持っているのです。

全ては庭を楽しんでもらうため。視線を遮るものは何もありません。
日本人らしい配慮や美意識を感じる瞬間です。

2018.06.20

星降る寝室

その他


「甲斐駒コーナーウインドーのある家」は大きな切妻屋根の家です。
その2階部分に勾配天井の寝室を設けました。

屋根裏部屋のような空間に子供は大喜び!
大人も非日常の体験となることでしょう。
天窓もあるので星空を眺めながら眠りにつけます。


部屋の中から見上げると広がるのは自然のプラネタリウム。
贅沢な夜の時間です。

2018.06.19

「抜け」をつくる

デザイン道


40年程前に竣工した建物の外観です。
白一色の壁面に丸みのある黒い手摺がアクセントになっています。
正面から見るとオーソドックスなデザインでしたが、
コーナー部分の処理を見て思わず足が止まりました。

通常、角にあるべき柱をずらし、手摺をL字に回しています。
柱が角にあるとこういった「抜け」は感じられません。
肩の力が抜けたデザインといいましょうか、
壁の面取りもあって柔らかな印象になっています。

一見無駄と思える部分やちょっとした余白には
実はデザインの可能性が潜んでいます。
ここでは柱を取り除くことで大きな違いを生み出していました。

2018.06.15

“天然水の家” 建築実績にて公開!

できごと


南アルプスの麓に広がる森に立つ“天然水の家”
建築実績に公開しました!
ぜひ、ご覧ください!



 

1...3536373839...157