美しい森の傾斜地に立つ“Skier’s House”
建築実績に公開しました!
ぜひ、ご覧ください!
在来工法の浴室は全てオーダー製作です。
部屋の広さや天井高、窓の大きさはもちろん、
各部仕上げ材、バスタブ、シャワー水栓などセレクトしていきます。
ドイツのカルデバイはヨーロッパを代表する浴槽メーカーです。
耐久性の良さからホテルでの採用も多く、
ホーロー製のため保温機能が高いのが特徴です。
滑らかな質感もまた気持ちが良いです。
「海外製品なので洋バスでは?」と思われますが、
日本人向けの深さ47cmのタイプも出ています。
価格は国産の人工大理石製品とほぼ同額。
興味のある方はぜひご検討下さい。
2020年法施行の新省エネ基準はとても高い断熱性能を求めます。
最低とされる基準でもそれをクリアーできない設計、施工者が続出するでしょう。
既に業界は戦々恐々状態となっています。
表面デザイン設計者や旧態大工工務店ではつくるものすべてが違法住宅となるかもしれません。
軽井沢町は断熱地域区分3、最低値でも0.56W/㎡Kが求められます。
ハウスメーカーはすでに最高基準のいわゆるZEH値0.38W/㎡Kクリアーを
売り文句に宣伝を拡げています。
PDO流の開放型設計ではどうなるか?
詳細計算によると平均で0.55W/㎡Kですからクリアーではあります。
さて、ZEH住宅で薪ストーブを焚いたらどうなるか?
オーバートしてしまい「あたたかい」を超えて「暑い」といういけない状態となります。
なので、森の家でありながら薪ストーブを焚く幸せを味わえないわけです。
ZEHでは高価で超高性能なメーカーサッシを用いますが、
窓の大きさは制限されますから森と一体感のある暮らし、というわけにもいきません。
地域の特性を活かし冬の日差しをふんだんに取り入れ、床や壁に熱を貯金する、
などという設計工夫を無意味としてしまうおそれもあります。
PDOの考えは、ZEHを良しとしません。
それは森の生活ではかえって不適切な家となります。
でも、法的基準となる地域区分の性能基準は満たさなければいけません。(これは大前提)
2020年基準を満たし、かつ森と一体感のある開放的な暮らしは同居できます。
中村@PDO