更紗満天星の家で新たなプロジェクトが進行中です。庭に建つオブジェのようなミニマムなワークスペース。水まわりはなくワークカウンターとこだわりの椅子。母屋に対しての絶妙な配置と削ぎ落とされたデザインが特徴です。
候補地がいくつか出てきたタイミングでご相談いただき土地を見て所感をお伝えすることが増えています。プロジェクトは住まい手と土地が発する声を聴くことから動きはじめています。
周辺からの水が流入する敷地であったり建築において明らかに問題が見える場合ははっきりマイナス面もお知らせし、購入前であれば建築には不向きとの判断をお伝えすることもあります。
八ヶ岳の西麓、今回ご夫妻と一緒に見た原村の二つの候補地はどちらも気持ちのよい敷地。迷われる気持ちもわかります。さてどちらの土地を選ばれるのか? その選択がプランニングの道筋をつくっていきます。いずれの選択でも計画が楽しみです。
細田@PDO
テレビコマーシャルをはじめ、Web や映画など幅広く映像づくりを手がけている会社のサードプレイスとも言える拠点「天然水の家」
都会を離れ、森の中で心を静める。
アイデア出しを行う。
美味しい食べ物とお酒で思いっきり楽しむ。
夏のマザーハウスのまわりはキャンプベース。カラフルなテントが張られた光景は絵になります。3年目の夏を迎えるマザーハウスを近々訪ねる予定です。
「PDOさんはへの字の建物が多いですね」と言われます。
中村も趣味でそうしている訳ではなく、敷地の特性を読んでのことと言います。
採光、通風、水の流れ、地面の高低差を読み、
建築が環境と緩やかに繋がる不思議な形です。
への字プランと相性が良いのがサンルームです。
LDKよりも床を下げ、薪ストーブを配置するのがおすすめです。
ステップがベンチとなり、自然と団らんが生まれます。
目の前に広がる景色を眺めながら、薪ストーブの炎も楽しむ。
窓を開ければそのまま庭へとつながります。
豊かな空間を生み出す仕掛けが満載なのです。
PDOでは建物完成後、松村誠さんに写真撮影をお願いしています。
最近ではドローンを使って上空からのアングルも可能になりましたが、
「Villa Tombo」では動画で外観を撮影しました。
そして今回竣工した「クランク・ロビンの家」では室内の動画にも挑戦です!
建築実績のページで公開前に、先行して動画配信いたします。
写真とは違った臨場感を楽しめます。
「クランク・ロビンの家(YouTube)」