公園の芝生と砂利敷きとを区分けする見切り材のデザイン処理に目を奪われました。
見切り材にはスチールが使われていますが、厚みが薄いため、シャープにエリアが分けられています。
芝生、見切り材、砂利という3つの素材のうち、見切り材の存在感を極力少なくすることで、芝生と砂利が主体となり、とてもすっきりとした印象になります。
公園の裏方の方になりますが、たまたまこの見切り材の施工方法を見ることができました。
砂利の下に基礎を打ち、そこから出した鉄筋に見切り材を溶接して固定しています。
目に見えるところをすっきりさせるために、見えないところでここまで手間とコストをかけていました。
デザイン処理としては効果的ですが、費用対効果という面で疑問が残りました。
久しぶりに訪れた「ディスカスウインドウのある家」。家の中は大音響でビートルズが流れていた。おそらくは私も耳にしているはずの音源が、まるで違って聞こえる。通常のCD再生で聴く音楽とこの家に満たされている音楽は、通常の映像と3D映像ほどの差がある。ビートルズのメンバーが当時のままの若いエネルギーで、目の前で演奏しているかのような臨場感。ジョンの声ってなんてきれいなんだ!オブラディオブラダが歌謡曲なんかに聞こえない!
それもそのはず。この家のオーナーは「音キチ」なのであった。世界に数台しかないといわれるJBLの骨董品のスピーカーだけでもすごいのに、音に中心軸をつくるために不思議なリブの反射板が周囲にある。見上げると天井には傾斜面の反射板までも!
家が完成時の姿から、育っていくのを見るのは楽しいことだ。でもあれだけこだわって木曾まで選びに行って買った、柿渋の和紙を貼った壁がほとんど隠れてしまっているのは、ちょっと悲しいかな・・・・・。
イタリアの建築家マリオ・ベリーニが手がけたリゾナーレ八ヶ岳。平日の夕方だったためか、ピーマン通りにはそれほど人通りはなかったが、駐車場は乾杯であった。
リゾナーレ内には、直線で視線を抜き、その先にある南アルプスや八ヶ岳の山並みにフォーカスしている場所もあるが、石畳のピーマン通りは蛇行しており、先が見通せない。奥行きを感じさせる効果と空間の澱みつくることによって、人を停留させる狙いもあるのだろうか。
両側のテナントには、様々なショップが入っており、たまに覗いてみるのも楽しいものだ。ちなみに今日の目的は、ブックス&カフェ。思いもかけない本との出会いがある。
朝から強い日差しが照りつけます。それでもここは標高1100メートルの高原。木陰や家の中にいれば涼しいですから、ニュースをにぎわしている熱中症とは無縁の世界です。
この冬のための薪作りが終わっていません。薪屋の中嶋さんがやっとおかわりの丸太をトラック満載で持ってきてくれました。今度の丸太はナラやクヌギの広葉樹のはず・・・・・・なのに!またしても唐松と赤松!がっかり・・・・・。
なぜ薪に針葉樹が適さないか?置き火にならずに燃え尽きてしまうからです。燃えているときは広葉樹よりも熱を発しますが、一気に燃え尽きて急降下します。そうならないようにしょっちゅう薪をくべなくてはいけません。
薪置場が例年の様にいっぱいになったからと言って錯覚してはいけません。2割から3割は少なく見積もらなければいけません。
さあ、大急ぎで薪作りです。