PDO建築事務所
2013.07.21
できごと
八ヶ岳スタジオの大きな窓からは森が切り取られて見えます。今日も刺すように強い日差しですが、室内はスッと涼しいのです。 まるで呼吸するように風が吹くと、それに呼応して木々の葉が擦れ合う音は、静寂を引き立てます。 小さな葉が寄せて茂るネムノキは、ことにおしゃべりですし、大きく身をくねらせて、とても表情豊かです。 図面に向かう手を休めて、しばしうっとりとします。
2013.07.20
先週まで油やで出展していた鈴木陽子さんの作品です。在廊中、絵付けをしていたので見せてもらいました。 どこか懐かしく、繊細な市松模様が描かれています。話を聞いてみると、鈴木さんのお父さんが建築関係の仕事をしていて、その影響で市松などの幾何学模様を使う事が多いのではと自己分析されていました。ちなみに窯で焼くと手前の器の様に青くなります。 鈴木さんは来月は京都の陶器まつりに出展されるそうです。拠点は千葉県の柏ですが、東京、軽井沢、京都などを回っています。また来年、新作を携えて軽井沢に来てくれることでしょう。
2013.07.18
ギャラリー無宇(ムウ)は、数多くの器や、古布、骨董品、雑貨などが集まる週末営業のギャラリーです。 圧倒的なセンスと存在感、そしてもともと一軒家だったとは思えない建物の使い方にいつも驚かされます。 迷路の様な通路、にじりぐちで入るカフェ、窓ガラスのない窓、遺跡の発掘現場の様な展示室、何度頭がぶつかりそうになっても独特の世界観にワクワクしながら奥へ奥へと突き進んで行きます。 涼も感じられるので、今の季節は特におすすめです。
2013.07.15
森の中にカラフルな鳥小屋が集まっていました。番号が振られていて、まるで住所のようです。少し引いて見ると集落の様にも見えてきます。 ここでどんな鳥がどの色の小屋を選び、どんな暮らしを送るのでしょうか。
土地探しをはじめて2年3ヶ月。やっと希望の土地に出会い、八ヶ岳に土地を求められたご夫妻。本日はお子さんたちも勢揃いし、PDOの八ヶ岳での実績をご案内させていただきました。 写真は森の中の川沿いに佇む「8のFINのある家」 引っ越しされてちょうど1年ですが、オーナー夫妻と素敵な庭が迎えてくれました。急な訪問にも関わらず、家の中もご案内いただき、八ヶ岳での暮らしの様子などもお話くださいました。 新天地でのこれからの暮らしを前に、期待と不安の入り交じったこの時期、移住されたご夫妻のお話は背中をそっと押してくれます。
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