2013.09.24

鉄と木の取り合うデザイン

デザイン道

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PDOでは表現上必要であれば、木造であろうとも、柱や梁を鉄にしたり、階段を鉄にしたりします。
  
難しいのは異種の材料が出会う部分です。ここにデザイン処理の工夫が必要です。
  
「天神の曲り家」では階段を鉄骨製にしました。リビングルームから山並みを望むメインのシーンは、階段と一体化しています。木造階段では部材が厚く、大きくなるためにどんなにデザインを工夫しても限界があります。
  
そこで鉄骨階段といたしました。軽やかですから存在感のバランスがうまく取れます。
  
難しいのは木の造作との取り合いです。
「離して縁を切る。」
「かみ合う。」
「貫入する。」
いろいろあります。

2013.09.23

建物実績案内

できごと

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富士見高原に土地を求め、別荘のご計画をしているご夫妻。八ヶ岳の南麓で建物の実績案内をしました。
  
PDOの主宰建築家の中村が設計を手掛けた建物は八ヶ岳南麓や軽井沢に数多くあります。住宅や別荘を計画している皆さま、ご希望があれば実績案内や家づくりのプロセスのご案内をいたします。
  
お気軽にお声かけください。

2013.09.21

きのこのあたり年

できごと

33
PDOの脇棟梁の雨宮さんが昼休み中に熱心に読書をしています。へー柄に似合わず・・・、と覗き込んでみましたら、キノコの図鑑。
    
「これ今年出たばかりの本なんだよね。去年まで食用だったキノコが毒に指定されてんだよね。」
   
キノコのことは何でも知っている雨さん。知識欲には脱帽です。今朝採れたばかりのタマゴタケを見せてくれました。
   
「すぐ帰るなら少しあげるけどね。傷みが早いキノコだからね。」
   
・・・こんなに一人で食べるつもりなんだ・・・・。
   
「どこでこんなに採れるの?」
   
「そればかりは・・・・教えられません。」
   
口の堅い雨さんなのでした。

2013.09.19

日本的なアイディア

できごと

41
1.2m程の高さで薪が積まれています。手前が駐車場で、奥が墓地になっており、目隠しが目的です。
 
ただ、近くに寄れば奥の墓地は見えてしまいます。高い塀などで完全に隠すのではなく、薪で意識的な境界を作るところが日本的だと思いました。
  
何よりここに眠っているご先祖様への配慮を感じます。

2013.09.11

自転車で巡る軽井沢

できごと

114
お盆を過ぎた頃から急に涼しくなってきました。例年であればひと雨ごとと言いますが、今年は気温の変化を肌で感じます。
  
油やで写真スタジオを構えている木村さんが、昨年サイクリングマップを作りました。
  
― 軽井沢サイクリングマップ2012 Autumn秋風の中を抜ける、海抜1000mの快走 ―
  
過ごしやすいこれからの季節、景色はもちろん、アートやカルチャーを楽しむにも、カフェで食事をするにも快適です。
  
秋の軽井沢、ぜひ満喫して下さい。