現場が近くにある関係で南甲府の駅で待ち合わせをしました。身延線。まだ見ぬ世界へいざなうローカル線。駅舎はなんとも味わい深いアールデコらしきモノ。1925年様式とも呼ばれ、昭和初期に日本でも流行したデザイン形式です。ただ、とても表面処理的で薄っぺらな印象を与えます。同業者として肩を持つつもりもありませんが、予算やこちこちの担当者のせいで、建築家のイメージしたものとは幾分違ったものが出来てしまったのでしょう。そんな歴史的思い出(価値に達していない)はどうでもよく、単に建て替える予算もないから残っている、そんな少しかわいそうな南甲府駅舎なのでした。
それにしてもよく降りました。甲府で1メートルを超えたくらいですから、八ヶ岳ではいったいどんなことに?
スタジオの周辺では1.2mくらいでしょうか。ふわふわで軽いのでよかったものの、そのあと雨になる!なんて予報が出ていたので、これはもう大変なことになる!結果、雨にならず今日も朝からよく晴れていますね。
雪かきなんてものでなく、雪掘りですね。
除雪要員さえ自宅から脱出できないとのことで、幹線道路もまだ除雪がままならないそうです。私もまだそこまでもいけていないので、世の中の様子が分りません。
PDOの建築は大丈夫ですよ。しっかり造ってありますからね。脱出出来たらすぐに見に行きます。