2014.04.14

庭づくりはじまる

できごと

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3月末にお引っ越しをされた天神の曲がり家のご家族。子どもたちも元気に地元の小学校、保育園に通い始めています。
  
本日はシンボルツリーとなるエゴの立派な株立ちの植え込みです。リビングや道路側から眺めながら位置を決めていきます。芽吹きまでもう少し時間がありますが、南アルプスの山並みに映える新緑の季節がとても楽しみです。

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2014.04.10

早起きさんと寝坊助さん

できごと

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我が家に引き取られて約4年目を迎えたしだれ桜。ご近所の早起きさんはどんどん花開いているというのに寝坊助さんはいつまでたっても固いつぼみのままでした。しかしここ最近暖かい日が続いてくれたおかげなのでしょうかやっとこさやる気をだして咲いてくれました。
  
のんびりなのは一体誰に似たのだろうと思っていたのですがどうやら若くて元気な木は早い時期に開花する老木にくらべ少し遅れて花を咲かせるそうです。
  
そんな話を聞いて人間と桜って似ているなぁと、ふと思ってしまいました。

2014.03.31

ウシゴロシ

できごと

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げんのうの柄はカマツカの枝です。材が堅くて丈夫なため鎌の柄などにも使われていたのが和名の由来のようです。(クロツバラの別名とも言われています)別名のウシゴロシは、材を牛の鼻環につかったことからきているとのこと。
  
手にしっくりくるように自分で削りだし、げんのうの柄として使うと、叩いた時の振動を吸収してくれて、とてもいいのです。
河口湖の野沢大工さんから若手の横山大工さんへのプレゼント。

生まれ変わって現場で活躍してくれますね。

2014.03.31

はたらくくるま

できごと

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現場の職人さんたちが乗る車には傾向があります。ハイジェットなどの軽トラック、あるいはバン、そして必ず4WDです。
  
車は移動だけでなく、材料の運搬にも使います。バンタイプの荷台は棚が造作され、道具がきれいに並び、車もまた商売道具の1つだということが分かります。
  
今回の大雪で小回りの効く軽自動車が大活躍しました。1家に1台欲しい便利な車でもあります。

2014.03.30

石積み〜自然界の6の不思議

できごと

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樹々を見に行った浅川造園さんの苗場。2年かけてコツコツとつくった見事な石積みの擁壁がありました。いまでは石積みのできる職人さんはめっきり少なくなりました。
  
浅川さんの元で働く若い職人さんたちに、自らの手でつくりあげることの大切さなども教えるために雨の日や現場作業の合間などで手作業で石を削り、積み上げたそうです。
  
石積みの基本形は、一つの石がそのまわりの六つの石とそれぞれかみ合っている事。そうすることによって石がそれぞれ安定し、安心感のある安全な石積みとなるのです。
  
自然界には蜂の巣や石鹸の泡ぶくなどのように六角形が数多く存在します。最小限の材料で安定した構造をつくることができるのです。自然から学んだ先人の知恵なのでしょうか。
  
NATURE’S DESIGN、大自然のつくるかたち。PDOの大事なテーマでもあります。