2014.06.03

GiRO di Karuizawa

できごと

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今年もやってきました、ジーロ・デ・軽井沢。一般道を走るクラシックカーのタイムラリーです。
  
参加条件は1974年生産以前のスポーツモデル。アルファロメオ、ロータス、ジャガー、ポルシェなどなど、華やかなクラッシックカーが集まりました。

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個人的には車のデザインやパーツに目が行きます。特にこのMGのTA(1936年生産)。ボンネットのバンドや小さなフロントガラス、金物1つ取っても特徴があり魅力的です。
  
天候にも恵まれ、最高のドライブ日和となりました。

2014.06.01

意図を写し込む

できごと

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自然、命を取り続けて来た写真家の松村誠さん。彼の撮る建物の写真はウェットで、生き物のようでもあります。
  
本日は天神の曲がり家の外観撮影。夕景の写真を撮るために光の変化を待っています。
  
下見の時にも中村から設計の意図などを聞き出し、テーマや構図、撮影に適した空気感などをとても大事にしています。生き物のようなPDOの家。松村さんの写真はその命に迫ります。

2014.05.31

水の底

DN
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琵琶湖湖畔の佐川美術館を訪ねました。竹中工務店による匠の技です。縄文的とでもいいましょうか太古の響きを感じます。それを裏で支える高い施工技術は、一見してもわからないくらいに緻密に検討されたのでしょう。建築的な意味のみがきちんと表現されている名建築です。
  
地下空間は楽焼の茶椀を展示しています。
池の下です。
真っ暗です。
水紋に揺らぐ光がそんな空間に降り注ぎます。
劇的な情景。

2014.05.29

PDOってなんの略?

できごと

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南アルプスの山並みに見せられ、八ヶ岳南麓に土地を求められたご夫妻。WEBをご覧いただき、スタジオを訪ねていただきました。
  
スタジオでお話を一通り伺った後に、ところでPDOってどういう意味なんですか?
DはDesignのDかなとは思ったんですけど・・・
  
ロゴマークの下に小さく表記してあるのですが、
passive design orchestra の頭文字を取ったものなのです。
  
passive design
敷地のある環境が求めるものとオーナー家族の要望を受け止めて調和のとれたかたちを実現するデザインといえるでしょうか。雨・風・光、そして寒暖の差。自然との応答を大切に考えるデザインともいえます。
  
そして、orchestra。
家づくりという一大事業には、大工さんをはじめとした、たくさんの職人さんが関わっています。いくらいい技術をもっていても、てんでんばらばらではいい建物もできません。
  
全体のバランスを考え、それぞれいい仕事ができるように相手の声を聴き、こころを配り、場を整える。一緒に交響曲をつくるオーケストラのようでありたい。そんな想いも込めての命名なのです。
  
社名に込めた初心を忘れないこと。あらためて肝に命ずる日となりました。

2014.05.23

車を愛でる日~続編~

できごと

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前回の車を愛でる日の続編でございます。
  
車検も無事に通り夜間も無事にふらっとできるようになり、一安心となりました。
  
が、
 
しばらく走っているとギアが入りにくくなり、リバースに関してはギア鳴きをし、なんと入らなくなってしまったのです。
  
信号で止まったらもう恐怖です。ニュートラルからシフトチェンジができません。シフトノブが折れるんじゃないと思うくらいの力でセカンドに入れて発進するを繰り返し、なんとか家に辿り着きました。
  
絶望感でいっぱいの中車屋さんに電話をし、事情を伝え私の車はキャリアカーで運ばれていきました。
  
その光景を見た時、ドナドナが頭の中で流れたことはいうまでもありません。(けっしてふざけてはいません)
  
そして1週間程で車屋さんから電話がありました。
  
「クラッチの遊びが大きかったので小さくしました。ベアリングの音が運転しているときに気になるかもしれませんが、何も問題ありません。健康優良児です。」と!!
  
追々手を加えるとしたらクラッチワイヤー交換とオーバーホールだそうです。
  
  
おじいちゃんだなんて言ってごめんね。カプチーノ。これからもよろしくね!