2014.09.17

軽井沢グリーン作戦

できごと

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カラマツは元気に成長しているように見えても、台風などで突然倒れたり、幹の途中から折れたりすることがあります。建物に影響がありそうな場合は伐採することをおすすめしています。
  
空にひらく三枚屋根の家の地鎮祭当日、熊野皇大神社の宮司さんから貴重なお話をいただきました。
  
軽井沢では明治の頃、「グリーン作戦」と称して成長の早いカラマツを一斉に植樹したそうです。今ほど英語が広まっていない時代にこのネーミングはさすが軽井沢ですね。
  
今回伐採したカラマツも樹齢からして明治に植樹したものと思われます。
  
生い立ちを知り、長い役目を終えたカラマツに軽井沢の歴史を感じた瞬間でした。

2014.09.15

前庭と車路

できごと

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引渡しから数ヶ月がたった陽だきがたの家を訪ねました。すっかり庭もできあがり、建物の外壁と緑のコントラストがとてもきれいです。
  
道路側には道ゆく人の目を楽しませてくれる前庭があります。玄関へ続く小径にはチップを敷き詰め、庭からでてきた小石でオーナー自ら縁取りをしています。

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工事中の巨石群には難儀しましたが、庭を少し掘ればまだまだ小石はたくさん。庭づくりの素材としていろいろ役に立っているようです。
  
ガレージへの傾斜のある車路は、悩んだ末に目地を入れたコンクリート舗装としています。味気ないのではと心配されていましたが、少しずつ馴染んできています。
  
先日の植樹祭にもご夫妻揃って参加いただき、ご自宅用に八ヶ岳の自生種の苗木を数種類購入いただいたようです。四季を通じて樹々の育つ姿を眺めるのも、楽しみの一つですね。

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2014.09.11

美しい窓辺

できごと

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リゾナーレ八ヶ岳はイタリア人建築家、マリオ・ベリーニによる設計です。
  
ホテル棟のロビーは重厚かつ居心地の良い空間で、彼のデザインしたソファや椅子にも座れる贅沢な場所でもあります。
  
素材の使い方や色彩感覚、空間構成、どれも日本人にはないセンスを感じます。
  
ここに身を置くと気持ちが落ち着く一方で、高ぶっている自分もいます。

2014.09.08

100年後の森を夢見て

森づくり

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この日のために着々と準備を進めてきた植樹祭。昨夜からの大雨で開催が危ぶまれましたが、朝には雨も上がり、薄日の射す天候の中、100年後の森を夢見て、次世代へつながる森づくりがはじまりました。

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樹木を育てる会の方から植え方の手ほどきを受け、穴を掘る人、堆肥を入れる人、植える人と役割を分けながら、思い思いのスタイルで植樹していきます。

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目印となる1000本以上の割り箸をさす先日の作業ではほんとに1日で終わるのだろうかと不安いっぱい。でもそんな心配もご無用。おしゃべりしながら、高木、中木、低木と様々な樹種の苗木がみるみるうちに植えられていきます。

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お昼は一緒にお弁当を食べながらの森づくり談義。そして青空がのぞく中、午後の作業がスタート。皆さん午後の作業も参加いただき、夕方には1000ポットを超える苗木の植樹が終わりました。
  
多様な樹木が植えられた敷地は壮観です。心地よい疲れと達成感を噛みしめながら最後に皆さんで記念写真です!

2014.09.06

白磁のうつわ

できごと

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陶芸家の高橋朋子さんの作品は去年油やで触れてからとても印象に残っていました。今年も新作を携えての在廊です。
  
個人的には光沢のあるパターン作品が好きです。派手すぎず、それでいながら華やかな器です。