別荘ライフの楽しみの一つ、バーベキュー。ダウンパーカー身にまとい、鼻水垂らしながらの雪中BBQもおつなものです。
満天の星空の下、雪を見ながら焼き鳥で一杯、いいですね!
写真のウェーバーのBBQグリル、なかなかの優れものなのです。炭の置き方でいろいろな焼き方を楽しめます。
次回はちょっと奮発。牛ロースのブロック肉でローストビーフにチャレンジです。
6㎜鉄板を使用し、文字の切り抜きをしています。(上野玄起さん作)錆び仕上げが、風雪で少しづつ進行し、時のうつろいで変わりゆく表情を楽しむことができます。
p.s.
上野さん曰く。建物にならって曲げてみました、とのこと。
さあ、家が出来ました。庭は?
環境を傷つけずに建築をすることは出来ません。最小限にと気づかっても、不自然に整地され、地面はむき出しになってしまいます。これにはいつも胸が痛みます。一刻も早く「緑地回復を!」という衝動に駆られるのは私もオーナーも同じ。いっそ洋芝の種や、ヨモギなど野草の種でも蒔いてしまおうか。
でも、待ってください!
例え草であろうともその環境に即していない、外来の種など蒔いてしまえば、奇妙な土壌が形成され、潜在の、環境に即した森づくりの、妨げになってしまいます。
「潜在植生の木」の名前だからと言って、例えば某マートや園芸店で買ったとしたら、ほとんどの場合それはエリア外育ちです。同じウワミズサクラと名前は付いていても、森で自生しているそれと、売っているそれは厳密に言えば違う植物です。極端に言えばすべての種は固有種です。(ただ、現実にはPDOからポット苗を買っていただかない限り難しい望みなのですが・・・・)
草も同じ。買ってきた種を蒔くことは、潜在の森を早く復活させたければ逆効果になります。
そこで焦らず、むき出しの地面には次の春には雑草が生えてきますから、我慢して待ちましょう。根気強く雑草を短く刈り込んで土づくりに励むと良いでしょう。
ゴルフ場のような芝の庭にするのは、間違った考え方と言うことです。環境と時間がつくる森空間は、どんなガーデンデザイナーの作品よりも美しいです。