コンクリートとアスファルトしかないふるさとの街にある小学校にも、小さくても校庭はありました。(ふるさとは下町浅草です)
野球もサッカーも好きになれなかったぼくが、毎日のように夢みていたこと。それは・・・。
「こんなにも広い校庭の全てを、こんもりとした地面がいくつも、いくつもあるまるでジャングルのような森にしてしまいたい」ということでした。
となりの街にある小学校の校庭も、そのとなりにある小学校の校庭も・・・みんな森にしてしまえばどんなに楽しいだろうと本気で毎日考えていました。
そして今、夢は叶いました。森は放っておいても豊かになっていくでしょうが、一度壊された森は人の手で復活させる責任があると思います。
「家族の絆」と「夫婦愛」家づくりのコンセプトとでもいうのでしょうか。最近お会いした二組のお客様からそれぞれお聞きした言葉です。
住宅や別荘を建てるのだから当たり前といえば当たり前。ですが、こういうことを大切に思い、きちんと言葉にできる方がPDOを訪れてくださるのは嬉しいことです。
「パッシヴデザイン」社名の一部にもなっていますが、聞きなれない言葉かもしれませんね。
・受け止めてかたちにしていく。
・受け入れる
・対象を生かす
そんな意味合いもあるのです。人との関係においても大事ですね。
オーケストラのように人・社会・環境が響き合う仕組みもデザインできる生き物のような組織、わたしたちは、目指しています。
子供のころスナック菓子といえば「バーベキュー味」と決めていました。
都会育ちでしたから、バーベキューなどやったことも見たこともなかったのですがきっとすばらしい食べ物なんだろうと勝手に思っていたものでした。
大人になって、ことに高原の暮らしを始めてからバーベキューをする機会が多くなりました。
その度に「こんなはずはない。もっとすばらしいもののはずだ。」との思いが募るばかり。家の中でやったら煙と油でたいへんだから外で焼いて食べる。確かに言ってしまえばその通りなのですが、こんなことではおもしろくもおかしくもなんともない。
シンプルな料理ほど材料選び、下ごしらえ、場の設定など綿密にこだわってやらないといけません。
かえってインドアキッチンの料理よりもセンスも手間も食うのだと覚悟を決めてかからないといけないのだと最近思っています。
冬もいよいよ本番ですが、BBQシーズンが待ちきれない今日この頃です。