日本には約1300年前に建立された法隆寺をはじめ、築数百年に及ぶ木造建築が数多く現存しています。
構造デザインという視点でこれらの建築に焦点を当てた展覧会を見てきました。
模型を通して先人の知恵や熟成を重ねてきた建築技術に触れることができます。
法隆寺 五重塔 積み上げ構造
東大寺 南大門 挿肘木(さしひじき)
錦帯橋 アーチ構造
白川郷合掌造り民家(旧田島家) 接合部ディテール
エバーフィールド木材加工場(2024年竣工) 木造レシプロカル構造
※部材同士が支え合うことで釣り合いを保つ構造
理に適った骨組みは力学的に安定をもたらすだけでなく、
構造美となって建築の象徴にもなっていることが分かります。
温故知新、伝統建築から今後の展望まで触れることが出来ました。