家作りはオーナー、建築家の努力にもまして、多くの職人たちの努力の結晶です。オーナーの幸せな生活のために知力、体力を尽くすものの、意外なことに完成した家を自ら使用体験するという機会は通常ありません。
そんなことで、「モーエンセンを語る家」オーナーが体験お泊り会を企画してくださいました。
新しくできた家に訪問者としてドアをたたき、「つまらないものですが・・・」と言ってプレゼントをお渡しする。薪ストーブの火をながめながら、ソファに座ってシャンパンをいただきました。この時初めてモーエンセンと語り合えました。悩み続けた末に決めた空間ボリュームは成功であったことを実感することが出来ました。
夕食にいただいたのは「常夜鍋」と呼ばれる豚しゃぶでした。あろうことか、金箔入りの松竹梅大吟醸を鍋並々に・・・。あぁ・・・・。
そのせいもあってか、とても酔ってしまいました。それほど夜も更けないうちに、おとなしく休ませていただいたのでした。