実家のある群馬県に帰省した際に、「ハラミュージアムアーク」に行ってきました。
東京都品川区にある原美術館の別館で、1988年建築家磯崎新による美術館です。
ギャラリーを抜け、特別展示室「勸海庵」(2008年に増築)へと向かう通路に見事な視線の抜けがありました。
重要な建築手法のひとつです。
狭い視界を一直線上に抜けて行く様子は、この先にはどんな景色が広がっているのか、好奇心を煽られます。
見事なしつらえだと思いました。
この抜けの先には、「裾野は長し赤城山」が拡がっています。