石と芝生の相性の良さを感じる広場がありました。
全体的に芝生の緑が映える中で、人が歩きやすいように石畳が敷かれ、木陰になる場所に石のベンチが並んでいます。
石畳は切り出す時のノミの跡をあえて見せ、雨の時などに足が滑らないように、ストライプの凹凸がつけられています。
石畳の上を歩くことで、芝生が傷みづらいという効果もあります。
石のベンチは石本来の量感を感じさせるデザインになっており、人が触れるところはツルツルとした手触りのよい水磨き仕上げで、それ以外の部分は逆に荒々しい表情になっています。
石畳の配置に遊び心を感じながらも全体的には整然としています。歩く時の「コツコツ」という音がまた風情があります。