子供のころスナック菓子といえば「バーベキュー味」と決めていました。
都会育ちでしたから、バーベキューなどやったことも見たこともなかったのですがきっとすばらしい食べ物なんだろうと勝手に思っていたものでした。
大人になって、ことに高原の暮らしを始めてからバーベキューをする機会が多くなりました。
その度に「こんなはずはない。もっとすばらしいもののはずだ。」との思いが募るばかり。家の中でやったら煙と油でたいへんだから外で焼いて食べる。確かに言ってしまえばその通りなのですが、こんなことではおもしろくもおかしくもなんともない。
シンプルな料理ほど材料選び、下ごしらえ、場の設定など綿密にこだわってやらないといけません。
かえってインドアキッチンの料理よりもセンスも手間も食うのだと覚悟を決めてかからないといけないのだと最近思っています。
冬もいよいよ本番ですが、BBQシーズンが待ちきれない今日この頃です。