梅雨明け前までにはその冬の薪は割り終えなくてはいけません。ところが往々にして力尽きるのです。それが問題です。
この冬の薪はほとんどが唐松と赤松。ナラなどの広葉樹は手に入りにくくなっています。もっとも、成長に時間がかかり、より潜在の森に近いナラやクヌギを薪にする事は、奨励できないことです。とはいえ、唐松赤松は敬遠したいのが本音。どうしてか?割ってみて下さい。そして燃やしてみて下さい。すぐ分かります。
まず、玉切りはむしろ楽です。でも目がよれているので、また節だらけなのでスカンッ!とは割れないのです。大概の人は途中で断念するでしょう。秘密で教えましょう!背割りをしておくのです。直径の3分の1は深さが必要です。そうしておけばあら不思議!スカンッ!と割れるんです。
そして、燃やして下さい。・・・・すぐ燃え尽きます。置き火にならないのです。だから火が落ちてしまわないように、しょっちゅうくべなければいけません。薪のストックは広葉樹の場合の2割り増しで考えておかないと、寂しい早春を迎えることになります。
それでも今年もやはり力尽きてしまいました。少し不足しているのは分かってるんですが・・・・・。