当たり前のことではありますが、自分が真に望んでいることがわからなければ、その実現を誰かに依頼することはできません。
様々なタイミングで建築の相談をいただく中で、「このような状況で相談させていただいてもいいのでしょうか?」と尋ねる方もいらっしゃいます。
誰かに相談するという行為は、その人の中で何かが生まれ、ゆっくりと起動しはじめた証ではないでしょうか。それは建築のイメージだったり、その土地での暮らしの形、心のあり様だったりします。おそらく正解というタイミングはないのでしょう。
心が動いたらまず行動してみる。
対話を重ねていくことで、ぼんやりしていたイメージの解像度が上がり、望んでいたものの形が見えてきます。